エンディングノートのすすめ
エンディングノートが最近話題となっています。
エンディングノートは、自分史や自分の死後、脳死状態になったときのことを書きとめておくものです。
例えば、自身が病気になった場合、延命治療をしてほしい、してほしくない又は医師・家族に任せるといった内容や、自分の死後、葬儀を一般葬にしたい、家族葬、音楽葬、散骨葬にしたいなどの希望です。
主な項目に以下のものがあります。
(イ)自分史
(ロ)医療や介護をむかえるにあたって
(ハ)葬儀のこと
(ニ)財産のこと
(ホ)家族の情報や家族へのメッセージ
中でも興味深いのが自分の家族のこと、自分の履歴を書く欄です。
ご相続人の方たちは、御父様・御母様が過去にどんな場所に住み、どんな仕事をしてきたのかあまりよくわからないとおっしゃいます。
また、財産についても、遠方に銀行口座をお持ちの場合や過去に加入した生命保険など、相続人の方が知らない場合も多々あります。
エンディングノートは、インターネットより無料でダウンロードできますし、書店にも並んでいます。
ご自身のための記録としてだけでなく、子供たちへ伝えたいことなどをあらためて記録しておくのはいかがでしょうか。