タワーマンション節税について その①

最近、相続対策としてタワーマンション節税が流行っています。

タワーマンション節税というのは、相続税の節税のためにタワーマンションを購入し、財産の評価を下げる方法となります。

東京都心のタワーマンションの場合には、評価が約2割ぐらいになると言われていますので、1億円のタワーマンションを購入した場合の財産評価額は約2,000万円となります。

相続税の税率として50%が適用される場合には、4,000万円(8,000万円×50%)の節税となります。

つまり、預金1億円がタワーマンション2,000万円の評価となり、4,000万円の相続税の減税になるという仕組みです。

この手法は、昔からあるわけですが、最近のタワーマンションブームと相続対策ブームが相乗効果となり、流行りの節税になっています。

では、何故高層マンションの場合には評価が下がるのでしょうか。そして税務上のリスクはどの程度あるのでしょうか。

続きは次回ご説明いたします。